プラチナ2021

2008年に書いた、ポケモンプラチナのプレイ記録をリライトする。
2か月後に発売されるBDSPの前に、旧作を思い出しておこう。









START 2021.9.11 12:28


[#01] 9/11

プラチナをプレイするのは、2019年4月以来の4周目だ。
今回は♀主を選ぶ。名前はデフォルトの「ヒカリ」で。

オープニングでライバルの名前も決める必要がある。
いくつか候補が出るが「ジュン」を選択。
この名前でアニメにも登場した。

自室でTV番組を見るところから始まるが、バージョンによって内容が異なる。
ダイヤパールでは赤いギャラドスの番組、プラチナではナナカマド博士の話だ。

そこにジュンが上がり込んできて、博士からポケモンをもらおうと言い出す。
研究所のあるマサゴタウンまで、2人で行くこととなる。

PokePlat2021-01

なんだってんだよー!

ジュンを語る上で、この台詞は外せない。


スタート地点のフタバタウンから、北が201番道路だ。
最初の道路のBGMは、言わば旅立ちの曲。アニメでも1話から使われた。

ポケモンを持っていない人は草むらに入らない、これポケモン世界の鉄則。
だが、ジュンは「走り抜ければOK」と強硬策だ。

しかし誰かに呼び止められる。声の主はナナカマド博士その人だ。
歴代のポケモン博士でも高齢の60歳、顔立ちや口調にも厳格さが現れている。

目の前の子供達にとって、今日この場所がポケモンと出会う時と判断し、最初のポケモンをくれる。
時と場所、つまり時間と空間。今思うととてもシンオウらしい言葉だ。

シンオウ地方では、最初のポケモンはナエトル、ヒコザル、ポッチャマから選ぶ。
Blackの優先順位は、みず>ほのお>くさで固定。
今回は初回プレイではないので、ほのおタイプのヒコザルにしよう。
選ぶ直前でセーブができる。


ポケモントレーナーになったのだからと、この場でジュンとファーストバトル。
心の準備はいいかと聞いてくるが、いいえを選んでもセーブする間は与えてくれない。

ヒカリ………ヒコザルLv5
ジュン………ポッチャマLv5

ダイヤパールからポケモンにモーションがあるが、プラチナではトレーナーにも付くようになった。
にらみつけるを最初に1回だけ入れて、あとは攻撃あるのみ。問題なく勝利した。


その後はシンジ湖に立ち寄る。ここで早くもアカギと出くわす。

マサゴタウンには、ナナカマド博士の研究所がある。
毎度おなじみポケモン図鑑を渡される。
3世代までと異なり、シンオウではまずポケモンと出会うことが重視される。
本編中に、"見つけた数"をできる限り増やそう。

ここでさらに、技マシン27をもらう。おんがえしが入っている。
これほど早く技マシンが手に入ることって、他にあっただろうか?


PokePlat2021-02

タウンマップを見ればわかる通り、シンオウ地方のモデルは北海道だ。
Blackのホームなので、元ネタに関する知識も他地方より多い。
このプレイ記録でも、文中に取り入れていこう。

1枚目の写真を見ると、所々に雪が積もっていた。これはプラチナで追加された部分だ。
主人公の服装も変わり、プラチナではコートを着ている。

スタート地点のフタバタウンは、北海道で言う室蘭か登別あたりだろう。
Blackも一時期住んでいたところだ。
今いるマサゴタウンは、海に面していることから苫小牧と考えられる。
シンジ湖は場所からして洞爺湖だろう。
また、ナナカマドという植物は北海道に多く植えられている。
一説には「7度かまどにくべても燃え残る」ことからこの名がついたとか。


202番道路では、博士の助手のコウキからポケモンゲットの方法を教わる。毎度恒例のイベントだ。
今回はこれを見る前でもショップでモンスターボールを買えたりするのだが。

コウキのように、選ばなかった方の主人公が作中に登場することも何度かある。
だが、今回はその中でもトップクラスの影の薄さではなかろうか……。

道中では、チャンスがあれば野生のポケモンをゲットしながら進む。
近年の作品と異なり、4世代ではゲットした時は経験値が入らない。

ここではビッパとコリンクをゲットした。
ビッパはいわゆる序盤ノーマル枠で、ビーダルに進化するとみずタイプが付く。秘伝要員に便利だ。
コリンクは新登場のでんきタイプで、ダイヤを初回プレイした時に連れ歩いた。
物理型だが、ワイルドボルトが無い4世代では物理でんき技の選択肢は乏しい。旅パーティへの適性は微妙。


202番道路から、一般トレーナーも登場する。ここには3人いる。
最初の相手はムックルLv5を出してくる。

そして、ここでまさかの敗北を味わうorz
ビッパのたいあたりが2回連続で急所に当たり、ちょうど落ちた。
1/256という確率を引き当てれば、こんなところで一般トレーナーに負けることもあるのだ。

旧ルビサファまでは負けると所持金が半減したが(DQと同様)、炎草からは相手トレーナーと同様に賞金を支払う形式に変更された。
相手からもらえる賞金は「相手ポケモンのLv×トレーナーごとに決められた倍率」だが
主人公の場合は、倍率はバッジの数により変動する。
バッジ0個なら倍率は8、実際に払った賞金は56円。無いも同然だ。

しかし、前途多難な旅の始まりになった。

PLAY 0:28



[#02] 9/12

コトブキシティはシンオウ最大の街、こちらでの札幌にあたる。
Blackのホームタウンに名曲を当ててくれて、本当にありがたい。
アニメでは2006年11月に訪れた。
シンオウ初のコンテスト回がこの街だ。特に11話は名回に挙げられる。

シンオウの"シティ"では唯一、ジムが無い街でもある。
その代わりにテレビ局やポケッチカンパニーなどの施設がある。

トレーナーズスクールや、ポケッチ入手イベントなどはダイヤパールと同様。

PokePlat2021-03

追加されたのは、ハンサムとの初対面イベントだ。
各地を飛び回る国際警察だが、自分から所属をバラすうっかり者でもある。
今作で初登場した後、ソードシールド以外の本編作品には皆勤している。
毎回使われるテーマBGMも、今作の時点ですでにあった。

コトブキからは東西南北に道があるが、来た道の南を除けば今進めるのは東のクロガネ方面のみ。
西はミオシティ、北はソノオタウンに続くが、それぞれ秘伝技を要求される。


203番道路に入ると、ジュンがバトルを挑んでくる。

ヒカリ………ヒコザルLv9
ジュン………ムックルLv7、ポッチャマLv9

相性で不利なポッチャマと戦うことになるが、なぜかなきごえしか使ってこなかったのでノーダメージ勝利。


先に進む前に、野生のポケモンをゲットする。
狙いはムックルだ。いわゆる序盤鳥にあたるポケモンだが、その強さは旅パーティでなら歴代最強と言って間違いない。
Lv9のつばさでうつを筆頭に、強くて使いやすい攻撃技を多数覚える。
2進化するゆえに、経験値テーブルが旅パーティ向きの105万タイプというのも長所だ。

ここではLv4~7の範囲が出現するが、Lv6以上はかなり出にくい。
手間取ったが、運よくLv7が出てくれてゲットした。
しかも性格せっかち、すばやさが上がる。これは助かる。

他にはケーシィも出る。カントーからおなじみ、旅パーティの強い味方だ。
しかし、近年はフーディンへの進化に通信が要求されるのがネックになりつつある。
昔よりもハード本体が高くなり、自力での2台持ちによる通信はしづらくなった。

だがそれ以前に、ゲットするのが問題だ。
持ち技がテレポートしかなく、止めない限り初手で必ず逃げられる。
HPを削らずにモンスターボールでゲットできる確率は、あまり高くない。
この時点ではテレポートを止める手段は無い……と思ったが、ヒコザルがいるならちょうはつがあることに今回気づいた。
わるあがきしかできなくなるので、その隙にゲットを狙うといいだろう。

いずれにしても、ユンゲラーになるまでは戦力にならない。
クロガネからの帰りにゲットすればいいだろう。
今回は他にエスパー枠の当てがあるので、ケーシィは主力には加えないが
その場合も、枠が空いている間はテレポート要員として連れて行くと役立つ。


203番道路のトレーナーは5人。
早くも手持ち4体が登場する。
5世代以降、一般トレーナーで4体持ちは珍しくなる。
アローラのポニ島を除けば、数えるほどしかいない。

クロガネシティに行くには、途中でクロガネゲートという短い洞窟を通る。
ここにもトレーナーが2人いる。
野生のコダックが出るので、ジム戦に向けて対策要員が必要ならゲットするといい。

ヒコザルを選んだ場合、最序盤は経験値を集める。
最初のジム戦までに、モウカザルに進化させたい。
他のポケモンの育成は、その後で始める。


クロガネシティに到着。
石炭の産出地として有名な街だ。全盛期の夕張はこんな感じだったのだろう。
近年はむしろメロンの産地として知られる。1960年代に栽培を始めたらしい。

歩き回ると、スーパー、ダーク、ヒールの各ボールを1個ずつもらえる。
ヒールボールはイシツブテを連れていることが必要。
これを使ってケーシィの自力ゲットを狙ってもいいし、この街でワンリキーとトレードしてもいい。
ただし後者の場合、ジムバッジ2個入手まで実質戦力外になることに注意。

ジムリーダーのヒョウタはクロガネ炭鉱におり、そちらで会ってからジム戦に挑める。
野生でもトレーナー戦でもイシツブテが出る。ヒコザルを選んでいると少し注意が必要なところだ。
とくぼうが低いため、ひのこは半減でもそれなりのダメージは通る。
ナエトルやポッチャマなら有利ではあるが、技の威力が不足するかもしれない。


シンオウ最初のジムリーダーは、「ザ・ロックといわれる男」ヒョウタ。
その異名の通り、いわタイプの使い手だ。
アニメでは登場回数が合計6話と、歴代のジムリーダーでも多い方に入る。
クロガネシティのストーリーに4話をかけ、その間にヒョウタは3回のジム戦を行った。
使用ポケモンの順番を変えることで、挑戦者の対応力を試している。

ジムトレーナーは2人で、対戦を回避することもできる。
これは多くの地方の最初のジムで共通する。

プラチナになって、戦闘画面のジムリーダーにモーションが付いた。

ヒカリ…………モウカザルLv15、ムックルLv9
ヒョウタ………イシツブテLv12、イワークLv12、ズガイドスLv14

進化したモウカザルのマッハパンチで押していく。
かくとうタイプが付き、いわ弱点ではなくなった。防御面でも不利は無い。
最初にヒコザルを選んだ場合、ここまでに進化させたい。
進化Lvは14と早めに設定されているので、経験値を集めれば十分目指せる。

イシツブテは急所一撃だが、イワーク相手には3発かかる。
その間に、ステルスロックを使われる。交代するごとにダメージを受ける技だ。
4世代で初登場して以来、対戦で広く使われ続けている。

PokePlat2021-04

4~5世代では、バトル中にこのように相手トレーナーの台詞が入る。

エースは新ポケモンのズガイドス。
進化前で攻撃125という破格の強さを持つ。リトルカップに出場できる中では今でも最高値らしい。
このパワーからのずつきは、序盤では十分過ぎるほど強力だ。
いわ単色で4倍が狙えないため、単騎前提になりやすいモウカザルの方がむしろナエトルやポッチャマより有利な気がする。

慎重を期してムックルのなきごえを入れようとするが、おいうちで一撃される。
最初からモウカザルで挑んで問題なかった。マッハパンチ2発で倒せる。

コールバッジ、ゲット!
ステルスロックの技マシンをもらった。旅パーティでも四天王になら役に立つ、か?

PLAY 1:29



[#03] 9/17

クロガネの北は自転車を持っていないと進めない。
一度コトブキに戻ってから、北のソノオタウンを目指す。
モウカザルは一気にLv17まで上がった。次はムックルを重点的に育てる。

出発する前に、ショップに立ち寄る。
シンオウではポケモンセンターとは別の建物だ。
また、この4世代から基本の品揃えが全店で統一され、持っているバッジの数で買えるアイテムが増えるシステムが導入された。
多くの店で店員が2人おり、片方はその店独自のアイテムを売っている。

ここでは、ネットボールを1個だけ買っておく。後で使う当てがある。


クロガネゲートでは、秘伝いわくだきを使うと地下1階に行ける。
モウカザルにはマッハパンチがあるので、ビッパをひとまずの秘伝要員として起用。

地下1階は自転車と秘伝なみのりが無いと全部を回れないが、おおきなしんじゅだけでもこの時点で回収したい。
序盤の3750円は結構大きい。
今作ではジュースが買えるようになるまで結構長いので、いいキズぐすり5個くらい常備しておくといい。

PokePlat-05

ゴルバットに出くわす。ここに出るとは今回初めて知った。
しかも、進化レベルより低いLv10である。
ゲットを試みたが、ひのこ急所一撃で倒してしまい失敗。
もしゲットできれば当面は戦力になるだろうが、4世代ではアクロバットを覚えないので後半では火力不足になりそうだ。


コトブキの北口にて、ナナカマド博士とコウキにあやしい人が2人接近している。
研究成果を無料で提供しろと言っているようだ。

ヒカリが来たことに気づいたナナカマド博士が、ギンガ団員の悪いところを列挙する。

・用もないのにいつまでもいるな
・人の話を邪魔するな
・要求を通すために脅しなんかするんじゃない
・集団になって強くなった気になるな
・そもそも、その怪しい格好は何だ

そして最後に「お前たちはこんな大人になるなよ」と締める。

当然、ギンガ団員はキレる。
コウキと協力してのタッグバトルに突入。
ムックルを先発させ、途中でモウカザルに交代。少しでも経験値を入れておきたい。


ここまでやったら、ソノオタウンに向け出発する。
204番道路は、荒れた抜け道を境に南北に分かれる。
南側はクロガネに行く前でも来ることができ、相手トレーナーが出すポケモンのレベルも低い。

抜け道は秘伝いわくだきが要求されるため、クロガネジムを先に攻略しなければ進めない。
北に出ると、相手ポケモンのレベルが上がる。
ここで今作初のダブルバトルもある。相手はパチリス2体。
互いにマッハパンチとでんこうせっかしか使わない、先制技オンリーの一戦だった。


204番道路の北が、ソノオタウンだ。
プラチナでは、グラシデアの花に関する話が聞ける。
シンオウの幻のポケモン第2号・シェイミに関連するアイテムだ。

町のすぐ東に発電所があるが、ギンガ団に占拠されている。
ここで初めて本格的に対戦することとなる。
発電所入り口で1戦、ソノオタウンに戻って2戦をこなした後、発電所内部でさらに2戦。
合計5人の下っ端とバトルする。

発電所近くの草むらには、ブイゼルが出る。
4世代で初登場のみずタイプだ。このために買ったネットボールでゲットし、3体目のメンバーにする。
今回のプレイでは、主力はできるだけ異なるボールでゲットしたい。


一通りバトルをこなしたら、幹部のマーズと対戦。

ヒカリ………モウカザルLv18、ムクバードLv14、ブイゼルLv12
マーズ………ズバットLv15、ブニャットLv17

ダイヤパールから、相手のレベルが1つ上がった。

ズバットはステータスの低いポケモンだが、3レベルも低いブイゼルでは苦戦する。
適当なところでムクバードに交代して突破した。
すると、エースのブニャットが登場。ニャルマーの進化系だ。
この序盤でステータスの高いノーマルは厄介極まりないが、こちらにはモウカザルがいる。
マッハパンチが運よく急所に入り、一撃KOした。

もともとギンガ団の幹部は3人だったが、プラチナでは1人増えて4人になった。
新たに登場したのはプルート。見るからに研究者だ。

このイベントを終えた後、毎週金曜日になると風船のポケモンが現れる。

PokePlat-06

・x・な顔をした、フワンテである。かわいい・w・
ゴースト・ひこうタイプのポケモンだ。


ソノオタウンでやることは終えたので、旅を続ける。
次の目的地、ハクタイシティまでは結構長い道のりだ。

途中の205番道路にも、これまでより多くのトレーナーが待ち受ける。
山じゃないのに山男もいる。イシツブテやイワークを出してくるため、ブイゼルを育てるチャンスだ。
すぐLv15まで上がり、ムクバードに追いついた。
だがすでに1回進化している他2体と比べステータスが低く、一致技もみずでっぽうしかない。
威力60、みずタイプならみずのはどうorバブルこうせんクラスの技があれば、ストーリー前半は不自由しないだろう。
そのくらいの技を早く習得させたいところだ。


道中、ハクタイの森を通る。
直前の回復ポイントで休んでから入ろう。

この森を抜けるまで、ポケモントレーナーのモミが同行する。
NPCが仲間に加わった状態でマップを探索するのは、この4世代が初めてだ。
Lv20のラッキーを連れている。
アニメではラッキーの他にミノマダム3体がいて、作中でゲットした♂のミノムッチをガーメイルに進化させた。

PokePlat-07

この2体のケーシィは、めざめるパワーを持っている。なぜか両方かくとうタイプだ。

NPCを連れている時は、トレーナーは2人ずつ現れる。
直接話しかけてシングルバトルにすることも可能だが、基本は2on2のマルチバトルだ。
1戦ごとに自動で回復されるので、全力で戦える。
また経験値も全て自分のポケモンに入るため、1戦で2つレベルが上がることもある。

ただし、多くのNPCは1体しかポケモンを出さない。
倒されれば1on2を強いられるので、油断なく戦おう。
こちらも相手トレーナーの片方に狙いを定めて、2on1に持ち込むのもいい。

野生ポケモンも必ず2体同時に出るが、1体を残さないとボールを投げられない。
なんらかの形で複数の野生ポケモンを相手にするのは、5世代以降もある。
コロシアム・XDを除いて、相手が複数残っているとボールを投げられないのは同様だ。
これはゲットが面倒なので、NPCが同行している時はスプレーを使ってエンカウントを避けるといい。


ハクタイの森を抜ければ、205番道路の北部に出る。
ここは短く、バトルを仕掛けるトレーナーも3人の釣り人のみ。
4世代までは毎度おなじみの、コイキング6体持ちの釣り人が登場する。
こちらの3体でコイキング2体ずつ引き受け、素早さの努力値を配分しよう。
あるいは、特殊技を使えるポケモンで攻め込むのもあり。
防御はそれなりに高いので、物理技だと思うようにダメージが通らない可能性がある。

PLAY 2:48



[#04] 9/20

やっと着いたハクタイシティ。旭川にあたる。
旭山動物園があるので、サファリゾーンをここに置くのもよかったかもしれない。
さすがにこのタイミングでは早すぎるか。

他には、旭川はラーメンでも有名だ。
アニメ37話で、ロケット団が地下通路でアイテム採掘を手伝い
その礼に味噌ラーメンをおごってもらった1コマがある。
旭川では醤油が主流といわれているが。

この街で目を引くのは、まずはポケモン像。
プラチナでは、台座のプレートは外されており
近くの家にいる人から、ディアルガとパルキアに関する話を聞ける。

毎度おなじみ姓名判断師と、漢方屋がある。
漢方薬は安くてよく効くが、苦いのでポケモン達はあまり好まない様子。
苦い味が好きなポケモンでも同様らしいが、これいかに?
とくぼうが上がる性格(おとなしい、おだやか、しんちょう、なまいき)がこれに該当する。

4種類ある漢方薬のうち、ふっかつそうだけは苦くても使う価値がある。
同じ効果を持つ、げんきのかたまりは非売品なので。
あと3つの薬は、多少高くなるがショップで買えるアイテムを使えば問題ない。
ちからのこなはおいしいみずの、ばんのうやくはフエンせんべいの下位互換だ。
前者は買う手間を考えなければという条件がつくが。


他には、最近できたというギンガ団のビルが気になる。
自転車屋の主人がその建物に行っているという。
次に進む207番道路はサイクリングロードなので、自転車を調達しないと進めない。

東は211番道路で、テンガン山に続く。
だが秘伝かいりきが無いと通行止めだ。
道路の途中で、ちょうはつの技マシンを発見。
補助技を封じるという強力な技だ。この4世代で初めて使い、Blackお気に入りの技になった。


まずはジム戦だ。
ダイヤパールから内装が変わり、大きな花時計がある。
しかし頭を使うギミックではなく、3人のトレーナーと必ず戦うための仕掛けだ。

PokePlat-08

このハクタイジムは、くさタイプのジムだ。
モウカザルとムクバードの2体が一致で弱点を突けるので、相性的には大幅に有利。
ジムトレーナーのポケモンは全て一撃KOした。
スボミーとロゼリアが持っている可能性がある、特性どくのトゲにだけ注意したい。
今回は発動しなくて助かった。

では、「映える緑のポケモン使い」ナタネとのバトル。

ヒカリ………モウカザルLv21、ムクバードLv21、ブイゼルLv18
ナタネ………ナエトルLv20、チェリムLv20、ロズレイドLv22

先発はより火力の高い方と思ったが、モウカザルもムクバードも一致技の威力は60、攻撃41で全く同じ。
モウカザルを出すことにした。
先発ナエトルを一撃で倒せず、リフレクターを使われる。
押し切るには問題ないが、この壁に阻まれチェリムにもやどりぎのタネを使う隙を与えた。

エースはロズレイド、ロゼリアの進化系だ。
ステータスで見ると、赤緑におけるカスミのスターミーにも引けを取らない序盤の壁である。
ここでムクバードに交代する。マジカルリーフは半減でも20ダメージ。
これなら2手で倒せば勝てる計算、なんとかなる。

……と思ったら、つばさでうつが急所に入り一撃。
良くも悪くも急所ヒットで決まる印象の強い、今回の旅の序盤である。

フォレストバッジ、ゲット!
技マシンで覚えられるくさむすびは、相手の体重が重いほど威力が上がる。
くさ弱点のみず、じめん、いわは重量級が多く、くさタイプ以外で習得できるポケモンも多い。
4世代当時から、サブウェポンとして人気の高い技だ。


これにより、秘伝いあいぎりが解禁される。
主力に覚えさせるには枠がもったいないので、これも秘伝要員として連れているビッパに。

ギンガハクタイビルの前で、シロナと初めて会う。
今後も会う可能性を感じさせる会話だった。


では、ギンガ団と一戦交えよう。
ビルの内装はダイヤパールから変化している。
入り口にいるのは、変装中のハンサムだ。
彼の情報によると、各階に2つずつある階段の片方のみが正解。
もう片方は行き止まりになっている。

だが、ギンガ団は間抜けなので正解ルートは一目瞭然。
おまけにボスの目的を誰も理解していないらしい。
"わけのわからなさ"にかけては、歴代ポケモンマフィアで間違いなくトップだ。
また、下っ端のポケモンは支給制で、負けたら没収されるという。

谷間の発電所より多くの下っ端とバトルすることになるが、
その中に1人だけ混ざった研究員が要注意トレーナーだ。
Lv20のユンゲラーに、スペシャルアップを使ってくる。
この時点では先制するのも難しいので、初手で削った後は先制技で仕留めよう。

PokePlat-09

この台詞もわけがわからない。


4階で、幹部のジュピターとバトル。

ヒカリ…………モウカザルLv22、ムクバードLv23、ブイゼルLv19
ジュピター……ズバットLv21、スカタンクLv23

ダイヤパールから、レベルが3つ上がった。
ズバットはギガドレインを持つ。とくこうは低いが、弱点の上に紙防御のブイゼルにはきつい。
ムクバードに交代するが、つばめがえしが急所ヒット。
なぜズバット1体にこちらの2体もHP半分以下まで削られるんだ……。

スカタンクは純粋に強い。あく・どくタイプなので、弱点がじめんしかない。
いかくを入れた上で、あく半減のモウカザルで戦う。つじぎりを10ダメージに抑えられる。
あとは急所が再び来ないことを願って、攻め続けるのみ。
相手の耐久力も高いため、にらみつけるを1回入れる方がいい。


このイベントを終えた後、自転車屋に行くと自転車がもらえる。
サイクリングロードを通って、旅を続けられるというわけだ。

その前に、ハクタイの森に戻ってみる。

PokePlat-10

出口近くに、あやしい洋館がある。秘伝いあいぎりを使えば入れる。
この様子からして、ナタネは幽霊が苦手らしい。
くさタイプのお化け……もとい、くさ・ゴーストタイプのポケモンが出たらどうしよう?
お化けは苦手だけど、くさタイプは大好き、これは困る。

4世代当時はいなかったが、6世代以降にくさ・ゴーストのポケモンが何種類か登場する。
中でもバケッチャとパンプジンに会ったらどんな反応をするだろう?
すごーくかわいいゴーストポケモンである。


この洋館、まさにホラーハウスである。
野生のゴースが登場。技マシン使い捨ての4世代ではやや厳しいが、再利用可能の5~7世代なら旅パーティ候補にもなるポケモンだ。
ゲンガーへの進化に通信がいるのがネックだが。
実は、旧DSでダブルスロットを活用すれば野生のゲンガーが出る。

館の一室のTVを調べると、夜限定でロトムが出る。
4世代で初登場の、でんき・ゴーストタイプのポケモンだ。
家電製品と合体してタイプを変え、対戦でも活躍を続けている。中でも洗濯機ロトムが人気である。
近年は図鑑と合体し、解説役を務める。

プラチナの場合、フォルムチェンジは配信限定のアイテムが必要となる。
ノーマルフォルムだとステータス不足が気になるが、それでも旅パーティ候補に入る。
特性ふゆうにより、じめん無効になるのが相当ありがたい。

もりのヨウカンも忘れずもらっておこう。

アニメでは、この洋館はミオシティにあるという設定に。
ロトムもフォルムチェンジ含めた全種類が登場する。

PLAY 3:46



[#05] 9/22

ハクタイシティの南、206番道路はサイクリングロードだ。
自転車に乗って進もう。

途中、8人のトレーナーが登場。
自転車に乗りながらだと、バトルを仕掛けるのがやや面倒だ。
彼らはダイヤパールから大幅に強くなり、最高でLv21のポケモンを出してくる。
ピカチュウやコリンクは、モウカザルでないと相手できない。
ムクバードも強く、こちらは逆にモウカザルだと弱点を突かれる。
3体編成では仕方ないが、対応できる幅がまだ狭い。

またブイゼルのレベルが遅れ出してきたので、もらった学習装置を持たせて差を埋める。
ブイゼルは経験値100万タイプなのに対し、モウカザルとムクバードは105万タイプ。
Lv20台の105万タイプは、どのタイプよりも少ない経験値でレベルが上がる。
これゆえに、105万は旅パーティに向いているのだ。

下の道は、秘伝いあいぎりを使って入れる。
草むらでグライガーをゲット。ビッパに代わる秘伝要員として連れ歩く。
奥には迷いの洞窟の入り口が2つあるが、探索にはフラッシュが必要だ。


サイクリングロードの終点からは、東に207番道路が続く。
南西にクロガネシティがあり、自転車を持っていれば寄り道できる。持っていないとハクタイ⇒クロガネの一方通行だ。
この先も長いので、回復ポイントに利用しよう。

道なりに進むと、テンガン山の洞窟がある。
シンオウの東西を分ける、大きな山だ。
イベントはアカギと会うのみ。

洞窟を抜けた先の208番道路では、草むらでポケモン探し。
ビーダルやロゼリアなど、1進化のポケモンも出始める。

プラチナ限定で、ここにラルトスが出る。ゲットして、4体目の主力に入れる。
ストーリー巡回でラルトスを連れ歩く時は、必ず♀個体を選んでいる。
今回は出てくれるまでに少し時間がかかった。
欲を言えば特性トレースの方がいいんだが、ラルトス自体の出現率も高くないためそこまで粘るのはちょっと疲れる。
旅パーティなら性格はあまりこだわらないが、ラルトスやケーシィのような特殊アタッカーに
いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)、ゆうかん(こうげき↑すばやさ↓)のような、明らかに合わない性格の場合はゲットし直す。


ヨスガシティに到着。実際の北海道の、帯広にあたる。
シンオウで暮らしたい街No1に何度も選ばれているという。
BGMも今作屈指の名曲のひとつだ。

アニメでは、ちょうどここから放送2年目が始まった。
コンテストの後、3話かけてタッグバトル大会が行われた。
しかしジム戦は後回し。

プラチナに限り、このタイミングでイーブイをもらえる(ダイヤパールではクリア後)。
5体目の主力として連れ歩く。
特性てきおうりょくの個体なので、進化前でもノーマル技で威力を稼げるだろう。
ふれあい広場で手に入れた、ひみつのちからの技マシンを使う。

PokePlat-11

これにて、今回の旅をともにするポケモン達が揃った。
じっくり育てながら、物語を進めよう。


コンテスト会場でメリッサと会うが、プラチナではこれだけでジム戦に挑める。
ダイヤパールではしばらく旅に出て、カンナギタウンのイベントを終えてからでないと戦えない。
挑む順番が5番目になるわけだ。
説明書を読んでいれば気づけるが、これに気づかず引っかかったトレーナーが続出したという。

ヨスガジムは、ゴーストタイプのジムだ。
仕掛けも大幅に変化。ダイヤパールでは計算問題だったが、今回は暗闇迷路に。
複数の扉のうち、当たりは1つだけ。
といっても実際はそれほど暗くないため、突破するのは朝飯前だ。
ここで初めてエリートトレーナーが登場する。

ブイゼルの進化レベルが近いので、ここでは重点的に経験値を入れた。
Lv26で進化し、同時にかみくだくを覚える。
威力80で、ゴーストの弱点を突ける。ちょうどいいところに強力な武器が手に入った。
ステータスも一気に上がり、エースの実力に。


2つの広間を抜ければ、「魅惑のソウルフルダンサー」メリッサに挑める。

ヒカリ…………モウカザルLv24、ムクバードLv25、フローゼルLv26、キルリアLv20、イーブイLv20
メリッサ………ヨマワルLv24、ムウマージLv26、ゴーストLv24

出し惜しみせずフローゼルを先発させ、かみくだく一撃でヨマワルをKO。
すると、いきなりエースのムウマージを出してくる。
シャドーボール、サイケこうせん、マジカルリーフを持つ強敵だ。
一撃では倒せないと判断し、モウカザルに交代。にらみつけるを入れる。
先制であやしいひかりを使われるが、自滅することなく2回決めた。
その後で再びフローゼルを出す。かみくだくで一撃だ。

残ったゴーストは、ムクバードで相手する。
こちらもあやしいひかりを使うが、合計4回の混乱判定を全てクリア。
今回は運が良かったが、確率は1/16。いつぞやのまさかの敗北に比べれば遠く及ばない。

レリックバッジ、ゲット!
解禁される秘伝技が、きりばらいに変更。
これを使うために、秘伝要員をグライガーに交代したのだ。
ロッククライムを覚えないので、ビーダルとは一長一短。
主力メンバーに覚えさせる秘伝技との兼ね合いで選ぶといい。


続いて、東ゲートでジュンと一戦交える。
近づくまでバトルを待ってくれるので、準備ができる。
ダイヤパールでは街中でいきなりだった。

ヒカリ………モウカザルLv24、ムクバードLv25、フローゼルLv26、キルリアLv21、イーブイLv20
ジュン………ムクバードLv25、ロゼリアLv23、ポッタイシLv27、ポニータLv23

フローゼルの先発でスタート。モウカザルと2体だけで勝利した。
ポッタイシには弱点を突けないが、同じみずタイプのフローゼルで戦うのが安全だろう。
ムクバードのかげぶんしんは一応マークしたい。
ロゼリアとポニータは選択枠で、ブイゼルを加えた3体のうち2体を持っている。

PLAY 5:13



[#06] 9/26

ヨスガシティの東は209番道路。また新たな名曲が聴ける。
ここを通って、次の目的地のズイタウンを目指す。
ちなみに南はノモセシティに続く212番道路だが、TVレポーターが通行止めしている。

PokePlat2021-12

注目ポイントといえば、なんといってもこのピカチュウだろう。
実はピカチュウの着ぐるみを着たトレーナーだ。引っかかったトレーナーは後を絶たない。
持っているポケモンもピカチュウ、と見せかけてピチューである。


学習装置を持たせつつ、キルリアを育てる。
1進化ながら、進化前のヒコザルやブイゼルにも負けそうなほどステータスが低い。
戦いやすい相手を狙ってでないと、バトルに出せない。

技の面では、タイプ一致のねんりきに加えマジカルリーフを持つ。
くさ弱点で進化前のポケモンもターゲットにできる。
ちなみに4世代当時はフェアリーが分類されていないため、タイプはエスパーのみ。

ここにいる2人のジョギングしているトレーナーは、朝のみバトルを仕掛ける。
これは今回のプレイで初めて知った。


途中のロストタワーは後回しにして、先にズイタウンへ。
入り口でジュン登場。シールをもらったというが、貼り忘れたらしくバトル無し。
このイベントに「なんだってんだよー!」追加。

ズイの遺跡に秘伝きりばらいがあるという情報をもらった。早速行こう。
いくつかの階段から正解ルートを選ぶ構造になっているが、最初の部屋の壁に正解が書かれている。
ただし、アンノーン文字で。
久々に目にするが、今でもなんとなく読める。
「右上、左下、右上、左上、左上、左下」だ。

野生のポケモンはアンノーンしか出ない。
めざめるパワーしか使わないポケモンだが、弱点を突かれると思わぬダメージをもらうこともある。
しかも、最高でLv28と出くわした。スプレーが効かない。

途中トレーナーが1人いる他、行き止まり部屋には進化の石が落ちている。
見えないが、意味ありげな石を調べれば出てくる。ダウジングを使うまでもないだろう。
ヨスガシティでイーブイをもらえるので、これで進化させてくれということだ。

最深部に、秘伝きりばらいがある。
さらに、その部屋の壁にもアンノーン文字が刻まれている。
「FRIEND 全ての命は別の命と出会い、何かを生み出す」
アニメ40話にも出た、意味ありげな言葉だ。


きりばらいをグライガーに覚えさせて、後回しにしたロストタワーを攻略する。
5階建ての塔の3階以上は、霧がかかっている。
この中で戦うと命中が2段階下がるため、バトルが面倒だ。
ロストタワーの霧はプラチナのみで、ダイヤパールには無い。

2人1組のトレーナーと戦う機会も増えてきた。
ダブルバトルの時は、先発のどちらかにムクバードを出す。
特性いかくが相手2体にかかるため、シングル以上に得だ。

ところで、プラチナではロストタワーは攻略必須ではない気もする。
最上階でもらえるのは、2枚のお札のみ。
ダイヤパールでは秘伝かいりきがあるため、行く必要があったが。


ズイタウン周辺でやることは終わり。
北東のトバリシティが次の目的地だが、道のりは長い。じっくり進もう。

アニメでは、ここから2008年に入る。
初回がネタ満載のメイド回、次がドリフのパロディを投げ込んできた温泉回と、強烈なスタートだった。
「ババンババンバンバン、歯磨けよ!」
「ババンババンバンバン、宿題しろよ!」
「ババンババンバンバン、風邪ひくニャよ!」

そんな08年の上半期は、ポケモンアニメの長い歴史上でもトップクラスの熱い期間。
トバリシティとミクリカップという、2つの連作エピソードがあった。


キルリアはLv25まで上がり、上位3体に追いついた。
学習装置をイーブイに移して、経験値を回す。
ここにも2人組のトレーナーが2組いる。ギャロップはこの時点では手強い。

北の212番道路はカンナギタウン方面だが。

PokePlat2021-13

この通り、コダックの集団が道をふさいでいる。
アニメでは87話で、このイベントが再現された。3体揃って「くわぁ?」と首をかしげる様子は必見だ。
そして見かけによらずかなり強く、強行突破する者をエスパー技で弾き返す。


分岐点には、カフェ山小屋がある。
トレーナーが3人いる他、モーモーミルクを購入できる。
500円でHP100回復、自販機のジュースと異なりダース買いが可能。
中盤以降の回復アイテムに最適だ。
だが今は最もHPの高いフローゼルでも84しかないので、回復量が過剰だ。
今は1ダースだけ買っておいた。


東に進むと215番道路だが、ここは雨が降っている。
フローゼルが活躍できるところだ。みず技の威力が1.5倍になる。
さらに、特性すいすいですばやさ2倍。もとから速いフローゼルに、この状態で追いつけるポケモンは少ない。

基本的にはフローゼルを、空手王に対してはムクバードを先発させる。
最後にエリートトレーナーが2人同時に来るので、トバリシティに着くまで油断できない。

また、でんげきはの技マシンが拾える。
当面のメインウェポンにはなるので、これでサンダースに進化させることができる。
しかし、Lv29でかみつくを覚えるまで待つ。
進化させた場合、同じレベルでにどげりを覚える。
どちらかといえば、前者の方が使い道がありそうだ。


ここでちょっとばかり、旅パーティにおけるブイズ(特に4世代登場のグレイシアとリーフィア)について書いてみる。

ダイヤパールではクリア前にイーブイをゲットできなかったが、今回はヨスガシティで1体もらえる。
ブイズは旅パーティにも向いている……と言いたいところだが、プラチナではそうでもない。
自力で一致技を覚えるのが非常に遅いのである。
サンダースの場合、Lv43でやっとかみなりのキバを覚えるという遅さ(しかも物理技なので使いこなせない)。

なので、プラチナでは技マシンを使った補強が大前提となる。


真にブイズが旅パーティ向きの戦力になるのは、BW2からと言えるだろう。
技の習得レベルが大幅に早まった。
進化の石は入手しやすく、なつき度も上がりやすくなったのだが
特定の場所で進化するグレイシアとリーフィアは、不利を被る作品が多い。

前者はバッジ6個の段階で進化できるシンオウかカロス、後者は前半で進化できて技にも不自由しないアローラで連れ歩きやすい。

グレイシアは、シンオウやカロスではバッジ6個の段階で進化できる。遅いが、許容範囲内になんとか入る。
巡業1周目の時、プラチナで連れ歩いた。
Lv35まで学習装置で育てた上で進化させ、技マシンのれいとうビームを投入。
後半戦のみだが、戦力になってくれた。
イッシュではクリア後、アローラでもポケモンリーグ手前まで進化できないので、この2地方では候補外。

リーフィアは今作ではハクタイの森で進化できるのだが、レベル習得技があまりにも遅すぎて戦力にならない。
ハートのウロコではっぱカッターを覚えるが、終盤までこれだけで行くのは無理がある。
性能のいいリーフブレードはLv71で習得、旅パーティでは無理。技教えのタネばくだんもクリア後限定だ。
イッシュではクリア後まで進化できず、カロスでも最後のジム手前と非常に遅い。
ブイズの中でも、旅パーティ入りに最も難儀したのがリーフィアだ。

アローラでやっと、まともなタイミングで進化でき、技にも不自由しない条件が揃った。
サン2周目で連れ歩いた時は、なかなかの活躍を見せた。

以上の通り、旅パーティでグレイシアやリーフィアを連れ歩くには工夫が必要になる。

PLAY 6:39



[#07] 9/28

トバリシティに到着。
こちらの世界の網走にあたるが、ギンガ団のビルは刑務所の代わりか?

まずはデパートで買い物する。5世代まで毎度おなじみの、非常に多種多様なアイテムを売る店だ。
いらない物を売った金も合わせて、所持金は59848円。

で、買ったのは……

ハイパーボール×10
フエンせんべい×10
スピーダー×5
ミックスオレ×36(当たりで1個追加)
技マシン各種(みねうち×2、リフレクター、ひかりのかべ、かみなり、だいもんじ)

総額47350円。所持金の8割を一気に使った。


続いて、最近は見かけなくなったゲームコーナーもある。
かえんほうしゃ、れいとうビーム、10まんボルトの技マシンは、3世代からここの景品になった。
対戦で需要があるため、周回しなくていいのはありがたい。
ただし、3世代の4000枚から今回は10000枚に値上げした。
コインを直接買うと、技マシン1個あたり20万円だ。

他には、ポリゴンをもらえる。
旅パーティで連れ歩きたいが、通信に進化が必要なことに加え
メインウェポンとなるトライアタックを覚えるのが遅い(プラチナではLv51)ので候補外。
ピカブイでは特性無しの上に進化できず、戦力として微妙だ。


ジム前にいるコウキと話すイベントは、ダイヤパールにもあったが……

PokePlat2021-14

プラチナでは、その途中でジムからマキシマム仮面が現れる。
この歌は彼のテーマソングらしい。


トバリジムも内装が変化。サンドバッグを動かし、積んであるタイヤを除去していく。
トレーナーは空手王ばかり4人で、彼らは兄弟らしい。
「あい」「ゆうき」「きぼう」「なみだ」の拳をお見舞いしてくる。
ユンゲラーがいるなら、ムクバードと協力することで全員ノーダメージ勝利も狙えるが
キルリアだと同じようにはいかない。
めいそう1回積んで、不思議のプレートを持っても、Lv27のゴーリキーをねんりき1確にできない。
タイプ一致の弱点だから、合計してダメージ倍率は5.4倍だ。

今回も全員とバトルしたが、回避しようと思えば2人は回避できる。


「裸足の天才格闘娘」スモモとのジム戦。
後ろに張ってある3枚の紙には、「一日一善」「一日一食」「一期一会」と書いてある。
2つ目にツッコミたい。

ヒカリ………モウカザルLv27、ムクバードLv28、フローゼルLv28、キルリアLv26、イーブイLv27
スモモ………アサナンLv28、ゴーリキーLv29、ルカリオLv32

ムクバードの先発でスタート、アサナンは一撃KO。
次のゴーリキーにキルリアを出すが、先制された上にかいりきで一撃される。
それだけに留まらず、ムクバードもがんせきおとし×2でノックアウト。
いかく込みでも2発でちょうど落ちた。
ゴウカザルを出し、覚えさせただいもんじでゴーリキーを倒す。

PokePlat2021-15

エースはルカリオ。ここは正面から行くしかない。
相手のドレインパンチで、モウカザルのHPは25/76
特性もうかラインにちょうど達し、だいもんじで一撃KOした。
際どいところで、3体で勝利。

コボルバッジ、ゲット!
秘伝そらをとぶが解禁される。マシンの方は、直後にコウキと組んでギンガ団とのタッグバトルに勝てば入手。
グライガーは習得できないので、ムクバードに覚えさせる。

このジム戦はアニメでも激戦だった。
相手エースがルカリオということで、2005映画のBGMが要所で使われた。


ギンガ団はノモセシティに何かを運んだという情報が入る。
ちょうどいいことに、次のジムがある街だ。

ここには野生のデルビルが出現する。
214番道路ならLv23~24だが、少し進んでリッシ湖のほとりに行けばLv28もいる。
ほのおタイプが欲しいならば有力候補だが、じめん・かくとう弱点に注意したい。
エンペルトがいると、この2つの弱点が重複する。
この組み合わせを採用する場合、でんき枠はロトムを推奨。


今作における、でんき枠について考察する。
シンオウでは中盤以降でギャラドスが頻繁に出るため、でんきタイプを必ず連れ歩きたい。

今回はサンダースを選んだ。すばやさが非常に高く、とくこうも十分、ステータス面では理想の特殊アタッカーだ。

しかし、プラチナではでんじはを自力で覚えず、技マシンもクリア後限定。
これは旅パーティのでんき枠としてはマイナス要素だ。

とはいえ、他の候補は技に恵まれないレントラー、ステータスが今一つのライチュウとロトム、
登場が極端に遅いエレブーなど、それぞれ決め手に欠ける。
プラチナでは自慢の裏庭に行けるタイミングが遅く、ピカチュウを選ぶと加入が遅いことにも注意したい。
Blackが選ぶ旅パーティ最優秀ポケモンのジバコイルもいるのだが、4世代では特性がんじょうとはがねタイプが近年ほどには有用でなく
BW2やUSUMのような活躍には期待できない。

さらに言えば、今作は御三家みず枠のエンペルトがはがね複合であるのも注意点。
編成に気を付けないと、じめん弱点が増え過ぎる結果となる。
これを避ける目的で、でんき枠にロトムを選ぶのも手だ。

総合的に見れば、シンオウのでんき枠はサンダース、ロトム、ライチュウ、ジバコイルの4択だろう。


ここのトレーナーは、手持ちポケモンにテーマ性がある者もいる。
大人のお姉さんは、それぞれミノが異なるミノマダム3体を持つ。

3人いるポケモンコレクターは、レアなポケモンを持っている。
ポリゴン1体持ち、サファリゾーンで揃えたらしい6体持ち、ブイズ3体持ちという顔ぶれだ。

そのうちの3人目――サンダース、シャワーズ、ブースターのトリオは要注意。
それぞれ特性ちくでん、ちょすい、もらいびを持ち、対応したタイプを出すと交代で技を受けに来る。
先発サンダースに対しモウカザルで戦うが、2ターン目にブースターに交代、かえんぐるまを特性もらいびでカットされる。
この状況は、フローゼルで行くのが正解。
ブイズはサブウェポンに乏しいので、シャワーズに対してもかみくだくで優位に立てる。
サンダースはアクアジェット圏内まで削っておけば問題ない。

途中にあるリッシ湖は、アニメではミクリカップが開催された。
2008年4~5月に放送された、全5話のロングエピソードだ。
先代ヒロインのハルカがここで登場し、大会自体もグランドフェスティバルに迫る豪華さ、
シンオウ編の前半で最大の山場である。

PLAY 7:58



[#08] 10/01

ノモセシティは、北海道で言えば釧路にあたるだろう。

この街に広がる大湿原は、サファリゾーンになっている。
タンチョウポケモンがいないか期待したが、いないようだ。
ウパー、ヌオー、ヨルノズク、モンジャラ、スコルピ、トロピウスなどが出る。

毎度おなじみ、技マニアがこの街にいる。
4世代だと、思い出し限定の技はまだそれほど多くない。
フローゼルのこおりのキバくらいか。こおりタイプがいないので、覚えさせた。
ショップで売っているクイックボールも購入したい。
トバリデパートで減った所持金も、36194円に増えていた。

街のマスコットはグレッグルだという。ショップに木彫りのグレッグルが飾られている。
アニメでは、そりゃもうすさまじい数のグレッグルが登場した。
82話は配信やDVDなどでは一部内容の差し替えが行われており、本放送時のアニメはレアもの。


ダイヤパールと比較すると、ジュンの登場タイミングが変更された。
ジムに入ろうとするとバトルを挑まれる。
このタイミングなら、準備できてないという言い訳は通じない。

ヒカリ………モウカザルLv28、ムクバードLv29、フローゼルLv29、キルリアLv29、サンダースLv29
ジュン………ムクバードLv34、ポニータLv32、ロゼリアLv32、ポッタイシLv36

サンダースの加入で大幅に戦いやすくなった。ムクバードとポッタイシの2体を相手できる。
2体とも進化レベルに達しているが、なぜか進化していない。


続いて、ノモセジムに挑む。みずタイプのジムだ。
スイッチを押してジム内の水位を上下させて進む仕掛けがある。これはダイヤパールと変わらない。

トレーナーは結構手強く、最高でLv33のポケモンを出してくる。
ここに来てレベルを追い抜かされてきた。
じめん複合のナマズンもいるため、でんき一辺倒では勝てない。
しかもこのナマズン、攻守ともにかなり強い。
キルリアを出してマジカルリーフで4倍弱点を狙うが、交代際にマグニチュードで一撃されるorz

そのキルリアだが、サーナイトへの進化はLv31まで待った。
進化させずに育てると、Lv31でサイコキネシスを覚える。言うまでもなくメインウェポンとなる技だ。
サーナイトに進化すると、Lv33での習得となる。
こういう場合は、進化キャンセルを使うのも選択肢だ。

ジムリーダーは「ウォーターストリームマスクマン」マキシマム仮面。

ヒカリ………モウカザルLv29、ムクバードLv29、フローゼルLv29、サーナイトLv31、サンダースLv31
マキシ………ギャラドスLv33、ヌオーLv34、フローゼルLv37

4倍弱点を突けるギャラドスとヌオーは一撃KOが狙える。
エースのフローゼルに対しては、まずムクバードで特性いかくを入れる。
こおりのキバで一撃されるが、その上でサンダースを出して戦えばさらに安全だ。
リライト前と異なり、相性のいいポケモンが多かったため安定の勝利。
ちなみに、ヌオーの特性はしめりけ。みずタイプでも相手できる。

フェンバッジ、ゲット!
秘伝なみのりが解禁されるが、まだマシンの方を持っていない。


ジムを出るとイベントが続く。
これもダイヤパールからの変更点だが、グレッグルの記念写真ボードが置かれている。
観光地ではよく見かけるが、Blackはこうしたボードで写真を撮ったことが多分一度も無い。

PokePlat2021-16

横や後ろから話しかけるとツッコまれる。

サファリゾーンからの爆発音は、ギンガ団が爆弾を使った物だ。
リッシ湖に逃げる下っ端を追いかける。
逃げてバトルを回避しようとするが、その気持ちはわからないでもない。
グレッグルLv31の1体しか持っていないザコだった。
しかし、ふいうちを持っている。エスパー4倍だが、下手に狙うと返り討ちの危険がある。

逃げる下っ端と入れ替わりに、シロナが現れる。
秘伝の薬をもらう。ジョウト以来2度目の登場となる重要アイテムだ。
カフェ山小屋の隣で道をふさいでいる、コダックの集団に使おう。


だがその前に、ノモセシティ西の212番道路を通る。
エーフィ、ブラッキー、リーフィア、モウカザルなどのポケモンと初めて会う。
図鑑埋めのために、戦っていくといい。
と思ったが、秘伝なみのりを入手してから来る方がアイテム回収の効率がよかったか。

みずタイプが多い上に雨が降っているため、サンダース、サーナイト、フローゼルが活躍できる。
その反面、ここ最近不利な環境が続くモウカザルがレベルで遅れ出してきた。
ムクバード共々、ヨスガシティに来るあたりまでは主力だった2体が
今は他3体と比べ、ステータスの低さが現れてきた。
しかしこれも一時的なものだ。モウカザルとムクバードはまだ進化を残している。

212番道路にある屋敷の裏は、自慢の裏庭だ。
ここにはピカチュウが出る。

屋敷近くにいる4人のお巡りさんは、夜限定でバトルを仕掛けてくる。
珍しいポケモンは持っていないので、スルーでもかまわない。

PLAY 8:53


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